不幸にして急性の症状を起こした場合、例えば歯肉が腫れたり、虫歯が深く進行し、激痛に見舞われた時の病態は、病原細菌が体内に侵入した事に対する、『生体側の防御反応の結果』という表現で説明できます。
細菌感染により引き起こされた炎症症状なのです。
風邪を引いて喉が痛い時は、扁桃腺に細菌感染を起こした結果であり、肺炎・虫垂炎・膀胱炎・副鼻腔炎・眼瞼結膜炎等も、部位と細菌の種類が違うだけで、やはり細菌感染です。
医学的には虫歯や歯周病は、これらの疾患と同じ感染症なのです。
この事を十分に理解しておく必要があります。